hanicaの異常動作について

阪急バス・阪神バスの専用ICカード乗車券、hanica

弊社では阪神バスのhanicaを入手して調査し、「hanicaカードビューアー」と「全国のICカードこれひとつ」の実装を進めてきました。
ところが先ごろ、阪急バスのhanicaで正常に表示できないという報告を受けたため、調査に乗り出しました。

■ 動き

調査した結果としては、阪急バスのhanicaを使用すると、カード内の記録がおかしくなり、阪急バスと阪神バスは区別できず阪急バスとしてしか識別できません。
ただ、3月20日から開始された尼崎市内線(旧尼崎市営バス)は、阪神バスとして識別可能、と判明しました。
バス精算機(運賃箱)のソフトウェアがおかしい可能性が濃厚と思われたため、細事について調査を開始しました。

■ 阪神hanica

今回再調査したのは、時間の都合上、阪急hanicaのみです。
阪神hanicaによる調査は昨年実施しましたが、阪神バス・阪急バスの識別が可能でした。
現在は仕様が変わっているかもしれませんので、調査研究に協力していただける方がおられましたら、お手数ですがICカードこれひとつからカード種(阪神か阪急か)を併記して報告頂ければ幸いです。

■ 調査結果

昨年の阪神hanica、ここ数日中の阪急hanicaの調査の結論は、次の通りです。

阪神hanica ○阪急バス ○阪神バス ?尼崎市内線
阪急hanica ○阪急バス ×阪神バス ○尼崎市内線

×阪神バスの場合、停留所番号は阪神バスのもので正常ながら、サービス898Fの+12(最初を1バイト目とすると13バイト目)の下位4ビットが不正。
阪急バス=1、阪神バスと尼崎市内線=7、とするべきのところ、阪神バスであるにもかかわらず1を書き込んでいる。このため、阪急バスと誤認され、区別することができません。

以上より、阪急hanicaで阪神バスの精算をするとカード内に誤った内容が書き込まれる、という推定が導かれました。
同じ阪急hanicaでも、尼崎市内線は問題がないので、尼崎市内線に新規に導入した精算機のシステムはソフトウェアが正常ながら、従来から稼働中の阪神バスの精算機ソフトウェアにはバグがある可能性が高いと思われます。

2016/03/22(火)14:04 |Comments(0) |Trackback(0)

地域振興 | 電子書籍 | 本・雑誌 | [編集]

▲ページトップ

コメント

コメントの投稿

🇯🇵のスポンサーになりました ホーム ICカードこれひとつの起動時間について
トラックバック

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
▲ページトップ

カレンダー

04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

プロフィール

miraicorp

Author:miraicorp
未来情報産業(株) 社長

主として「ICカードこれひとつ」や「文字、文字コード」処理、時々C++などについて記述しています。

twitterツイッター

管理用

検索フォーム

お知らせ

コメント等お気軽にどうぞ。

気に入ったら拍手して頂けると、今後の記事を書く際の参考や励みになります。

■お仕事を募集しております
ソフトウェア製造の仕事や、原稿執筆の仕事などを随時受け付けております。
お気軽にご相談下さい

■初めての方へ
こまごまと更新しているため、他にも関連する記事があるかもしれません。
「月別アーカイブ」「検索フォーム」「カテゴリ」などをお試し下さい。
トップページはこちら

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

広告枠

メール

メールはこちら

リンク

このブログをリンクに追加する

RSSリンクの表示

QRコード

QR