ISO/IEC 2022の符号の網羅

ISO/IEC 2022から利用可能な符号(終端符号が定義されているもの)のうち、5F型エスケープシーケンス(DOCS)を除く全てに対応しました。
確認していませんが、ここまでに対応したのは、gTefが世界で最初ではないか考えております。

その実装水準については文字集合ごとにピンキリありますが、実際に利用していただいて改良を、また新たな情報を得次第改良を、ということで、改良を進めて参りたいと考えております。

次のβバージョンは、今夜遅くか、あるいは明日土曜日にリリース予定です。


ISO-IR-31


最後に残ったISO-IR-31 書誌用ギリシャ文字集合(ISO 5428-1974) も、本日対応しました。
ただし、暫定です。
具体的には、文字そのものの入出力には対応していますが、アクセント記号類の一切には未対応です。そもそも、これらの記号が、前置なのか後置なのか、その仕様すら定かではないためです(PDFを読んでも分からない)。
情報をお持ちの方がおられましたら、ご教授願えれば幸いです。

内部的には、単に変換テーブル参照ではなく、処理を挟めるように専用関数を用意してあります。
いずれにせよ、アクセント記号類の変換には、それなりの処理が必要になるでしょう。

補足


5F型エスケープシーケンス(DOCS)、ESC 2/5 (2/15) <Ft> では、UTF-8やUTF-16、UCS-2、UCS-4で、対応水準が1から3まで用意されています。
エスケープシーケンスは認識して、各符号へ切り替えますが、Level1/2/3の、それぞれの水準別の実装はしていません。基本的に、処理系ができる全てを処理します。
実質的に、常にLevel3(水準3)相当になると言えます。水準3と言えるほどの機能は、まだ実装されておりませんが。

対応していないもの


以下には対応していません。
全て、5F型エスケープシーケンス(DOCS)、ESC 2/5 (2/15) <Ft> です。
ISO-IR-108 F=4/1 NAPLPS 構文(CSA T 500-1983)
ISO-IR-131 F=4/3 CCITT Rec.T.101 データ構文Ⅰ
ISO-IR-145 F=4/4 CCITT Rec.T.101 データ構文Ⅱ
ISO-IR-160 F=4/5 CCITT Rec.T.101 フォトビデオテックス
ISO-IR-161 F=4/6 CCITT Rec.T.101 オーディオデータ構文
ISO-IR-188 F=4/8 ITU-T Rec.T.107 VEMMI データ構文
ISO-IR-125 F=2/15 4/2 Virtual Terminal service Transparent Set (ISO 1940/1941)

ISO-IRのPDFを見ても仕様が書かれておりませんが、そもそもビデオテックスプロトコルの符号のようです。
分かりませんが、ARIB STD-B24のように、文字とは直接無関係の機能などが盛り込まれた符号系であろうと思われます。
仕様が明らかになり、それなりの需要が見込めるようであれば作業に取りかかることになるでしょう。

2009/11/20(金)16:25 |Comments(0) |Trackback(0)

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